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  実際に経験した修理事例@

上記以外で、 暖房試運転時に高圧が上がって止まってしまうという事例を解説します。

@冷媒回路内に水の混入

こちらは、隠蔽配管を設置時に養生が悪く雨水が混入していて、しかも十分な真空引きが行われなかったために冷媒回路内に水が混入したまま運転してしまった事例です。
工事をした方は機械の初期不良と言われましたが、実際にはサービスポートから冷媒と一緒に水がでてきました。
では、どうして高圧が上がったのでしょうか?空気混入と同じように圧縮されない異物が増えると高圧が上がるのでしょうか?
次に挙げる事例と同じように、水が冷媒回路を詰まらせているのかもしれません。
ちなみにこの場合の修理ですが、室内機をはずして配管内をチッソブロー。室内機は単独でチッソブロー。室外機は交換で動きました。

A冷媒配管のつぶれ

こちらの事例は、初見でわかった事は暖房時に高圧が上がり、冷房時に低圧が低くすぎるという症状でした。
「冷媒回路の詰まり」というと冷媒が回らないので、高圧も低圧も低くなるのでは?という先入観がありました。
それでも何とかしなければいけないので、「冷房時に低圧(吸入圧)が低くすぎる」という点に絞って配管を点検しました。
そうしたら、5分の配管が一か所 1/3位になっている所がありました。そして、そこを修正して問題は解決しました。
さて、どうして高圧が上がったのでしょうか?ここからは推測です。試運転時というのがポイントだと思います。つまり、室外機内に冷媒ガスは十分にあってコンプレッサーは圧縮して 冷媒を送っているのに、その先が閉まっていたら高圧は上がりますよね。
おそらく水が混入した例も電子膨張弁やキャピラリーチューブあたりで凍れば同じ状況をつくるのではないでしょうか?

初期不良かな?と思ったら、まず、自分のした事を再チェックしましょう。
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